心を動かすデザインの秘密
感想
- スマートフォンアプリ限定の話題もありましたが、Webサービス/サイトに通ずるところも多く勉強になった。
- 補足的なUI(背景/枠線など)に無彩色が使われがちや、ボタンの状態作成、実際の案件だと確かに半ば思考停止でやり過ごしてしまいがちなので気づきになった。
- 「どのUIが最適か」に対する答えとしてはケースバイケースということが多い。(決まりきったことはほぼない)
- サービス全体とその中のその画面内で、どの属性のユーザーが何を達成したいかによって、どのようなUIが適切かが判断できる。
- 引き出しを多く持ちその特性を理解すること、常日頃から自身が使うサービスのUIについて考えることが重要と感じた。
- 第6章の「エンジニアに意識してほしいこと」や「初期リリースにおける理想像とのずれをどうするか」の内容、こういう類の本でなかなか語られない開発視点の内容なので新鮮でした。
- 最後にChatGPTなど技術進化は増しているが、「開発者の小さな工夫や細かなこだわりが大切なことは変わることがないと感じています」という所がいいなと思いました。