【読書メモ】AWSクラウドの基本と仕組み
ソリューションアーキテクトの試験を7月に不合格になってからAWS関連の勉強してこなかったのですが、もう一度受けてもいいかなと思いつつ、よさそうな本がでていたのでリハビリも兼ねて読んでみました。
クラウドの概要〜AWSができた経緯や特徴、各サービスの説明までまとまっている自分にとってはとても良い内容でした。
概要・ポイント
- 第1章 クラウドコンピューティングの特徴とメリット
- 第2章 ITシステムの使用例とAWSの主要サービス
- 第3章 AWS導入のメリットその1(ネットワーク&コンピューティング)
- 第4章 AWS導入のメリットその2(ストレージ)
- 第5章 AWS導入のメリットその3(データベース)
- 第6章 AWS導入のメリットその4(セキュリティ)
- 第7章 新しいテクノロジーへの取り組みとクラウドネイティブ開発
タイトルにある通り「基本と仕組み」なので、サービスの細かい難しい説明はあまりないです。
最初に概要、第3章から各サービスについて(VPC/EC2/S3/EBS/EFS/RDS...)と続いて最後は最近のサービス紹介(機械学習とIoT)とざっくりですが流れていきます。
細かい説明はあまりない、とはいいつつも取り上げられるサービスに関しては3〜5ページ以上くらいずつはあるので、例えばS3のストレージクラスやEBSのボリュームクラスについてやオプションの話もあります。
レベル的には本書を読んでいる人はプラクティショナーから受けてみましょうとは書いてあります。
出てくるサービスは幅広いのですべてのプラクティショナー受ける人はサービスは覚える必要はないかなという感じです。
逆にほぼSAAで出てくるサービスではあるので、SAA受ける人は理解したほうがよさそうと思います。
良かった点
- AWSのエバンジェリストの方とトレーナーの方が書いている本なので、AWSそのものや各サービスについての説明が分かりやすい
- 図が分かりやすい(VPC構成や、EBS最適化インスタンスの図など特にわかりやすかった)
- わからない言葉が出てこない
例えばEBSボリュームの項で最初の説明として下記のように説明してあるのでイメージが湧きやすい
パソコンには、HDD(ハードディスクドライブ)やSSD(ソリッドステートディスク)が搭載されており、OSやデータはそこに格納されます。同じように、EC2インスタンスでは、OSやデータを EBSボリューム に格納しています。
惜しかった点
特になし
まとめ
SAAを受けたときにどうしても基礎知識の不足を感じたので、この機会に補えるような感じがあってよかった。
EBSやEFSなど試験本読んだだけでは掴めなかった実体が少しですが具体的にイメージできるようになったのでその点が大きいです。
SAAの勉強もう一回やってみようかなという気持ちになれました。