【読書メモ】みんなのAWS 〜AWSの基本を最新アーキテクチャでまるごと理解!
ゴールデンウィークだけど外出もできないのでだらだら1冊だけ読みました。
目次
- 第1章 AWSの基礎知識
- 第2章 AWSで作るWebサービス
- 第3章 サーバーレスプラットフォームで作る モバイル向けアプリケーション
- 第4章 AWSで作るデータの収集・可視化基盤
ざっくりですが、第1章はAWSというよりクラウド(インフラ)の歴史から責任共有モデル、Well-Architectedフレームワークについて、IAMのアカウント管理やCloudWatchのモニタリングに関して触れています。
第2章でネットワーク、コンテナ、CI/CD環境...といったカテゴリー別にAWSサービスの紹介。
第3、4章でサーバーレスアプリ、データ収集基盤を実際に構築するハンズオン形式の解説となっています。
良かった点
ポイント・概要的なことはまとめるとキリないので良かった点だけ。
実際の構築に近い視点でAWSサービスを理解できる
これまで認定試験のAWS勉強だけだったので表層的な知識習得だったと思うのですが、この本では
- どのような考えでアーキテクチャを設計するのか
- 運用やセキュリティ目線ではどのようなことを考える必要があるのか
等、実際の案件に近そうな感じでシミュレーションができ理解が深まったように思います。
たぶん、他のAWS本でも同じ方向性の内容だとは思うのですが、特に良かったのはタイトルに「みんなの」って書いている通り、初学者の人にとっても学びやすい内容だったことです。
例えば、第2章でコンテナの説明を扱っていますが、ECRやECS、EKSの説明の前にそもそもコンテナとはなにか、向いているケースはどのようなケースかみたいな話が丁寧に説明されています。
解説されていることのほとんどは何となくは知っていたけれど、背景的な話や実際の構築に近い話が出てくるのでこれまでの本とは違う観点でAWSやそのサービスを見れるようになったかなと思います。
コンソールのキャプチャが多い
3、4章のハンズオンの中でキャプチャ多用されているので、実際にいじってなくても本の中だけで完結できるのはよかったです。寝る前とかに読めるので。
情報が新しい
試験本は若干古い情報が載ってたりするのですがこの本は新しいので、この比較表は内容古そうだからググって調べなきゃな的なバイアス抜けれるだけでだいぶ読むの楽だった感じがします。特にS3のストレージクラスなど。
まとめ・感想
もっとAWSのこと試験対策だけじゃなくで理解しようというふうに思いました。
1年ほど前からプラクティショナーの勉強始めて、そう思えるまでに時間かかってしまいましたが他の本なども読んでみたいと思います。